保険不要論のFPが教える「本当に必要な保険」とは?

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

突然ですが「保険不要論」って聞いたことありませんか?聞いたことあるよーって方も、

保険ナシはぶっちゃけ怖い……

うんうん、その気持ちもわかります。

そこで今回は、本当に必要な保険とはどんな保険なのか?解説したいと思います!

保険料って時には数百万単位で払う高い買い物。不要な保険に保険料を払うくらいなら、いっそのことすっぱりやめて、その分を家計の他の費用に回しましょう♡

sonic

sonic

今回は、基本的に保険不要論の立場をとるFPの私が、保険屋さんでも教えてくれないことなんかをぶっちゃけます♡

本当に必要な保険とは?

保険とは、基本的に「ダメージの大きいもの」に対してかけるもの。この基本は意外と忘れがちなので覚えておいてくださいね。

それでは、この前提を踏まえて「必要な保険・不要な保険」を

  • 損害保険(自動車保険・火災保険など)
  • 生命保険
  • 医療保険

これら3つのパートにわけて解説していきたいと思います。

損害保険はケチるな!基本的に絶対必要です

実は絶対に必要な保険というものが存在します。

生命保険?それとも医療保険?いいえ。正解は、自動車保険などの損害保険です。

たとえば、自動車保険。車を運転しているときに万が一事故ってしまったら、相手に賠償する必要があります。

他にも住宅ローンが残っている場合の「火災保険」

火災や自然災害などで自宅に住めなくなった場合、家はないのに住宅ローンの支払いは残ります。考えただけでも地獄ですよね…

関連 地震保険は必要ない?絶対に加入するべき理由とデメリットを回避する方法を解説します

他にも、子供が自転車で他人をひいてしまったなど、何かしら賠償責任を負ったとき。

「個人賠償責任保険(特約)」に入っていなければ、突然何億円もの賠償責任を負う可能性だってあります。

要は、損害額や賠償額が数千万円~数億円と超高額になる可能性があるものに対しては、億万長者でない限り絶対に保険が必要と言い切れます。

そのため、いくら保険不要論を信じていようとも、どんなにお金がなかろうと、損害保険だけは絶対にケチらずに加入しておきましょう。

sonic

sonic

もし保険に入っていなかったら、一瞬で詰んだwwwってなりますね(怖)

【損害保険の考え方】

損害額や賠償額が高額になりがちなことに対しては、損害保険でカバーすべし!

生命保険は遺族年金を計算してから

次に生命保険を見ていきましょう。

そもそも生命保険って絶対に入らないといけないって思っていませんか?

これは本当にケースバイケースでして……実際に私は家計見直し相談で、たくさんの方の必要保障額を計算してきたのですが、

保険が「絶対に必要な人」もいれば「全然必要ない人」もいます!

そもそも、生命保険が必要か?どうかを考える前に遺族年金はいくら支給されるか?を計算する必要があるんですよね。

そうすると「遺族年金+収入+貯金」で余裕で生活が成り立つ方もいれば、遺族年金が入ってきても全然足りない!なんて方も( ;∀;)

全然足りない方にとって生命保険は「絶対に必要」と言い切れますが、生活は大丈夫そうという方にとっての生命保険は絶対に必要とまでは言い切れません。

sonic

sonic

そういう意味で、生命保険はケースバイケースなんです。

【生命保険の考え方】

生命保険は絶対に必要な人もいれば、不要な人もいる。まさに「ケースバイケース」

ただし、保険を探す前に遺族年金の受給額は計算しておきましょう!

ただ、生活はなんとかやっていけそうだなという方でも、本当に今までどおり働けるかどうか不安なら、念のため生命保険に入っておくというのは「あり」ですよ!

実は必要ない?医療保険の考え方

最後に医療保険についてもふれていきたいと思います。

医療保険も絶対入っておかないとダメというイメージはあるかもしれませんが、医療保険こそ「保険不要でOK」という人って実は多いんですよ!

というのも日本の場合、医療って国の福祉(公的制度)が意外としっかりしているんですよね。

たとえば、高額療養費制度。1ヶ月のうち一定以上の医療費がかかった分の自己負担はなくなります。

さらに会社員や公務員の方は、高額療養費制度に上乗せして、さらに自己負担額が下がる「付加給付」(ふかきゅうふ)という制度を取り入れているところもあります。

これらの制度に、現在の貯蓄額などもあわせて考えると……

本当に医療保険って必要ですか?

sonic

sonic

もちろん必要な人もいますし、必要ないけど入っておきたい!っていう方は入っておいた方がいいですけどね。

【医療保険の考え方】

医療に関しては公的制度が意外と使える!

使える制度を調べてから、それでも足りない場合に保険に入るとムダがありません。

なぜ不要な保険にばかり入ってしまうのか?

そもそも、あなたが「保険に入るべきか、どうしようか?」って悩んだときに行動するのって

「とりあえず保険屋さんに相談しに行く」←これじゃないですか?

カモ

カモ

それじゃあ保険屋さんのカモになるだけだよ?

おっと、突然カモが失礼しました(笑)

保険に入ろうか?どうしようか迷ったとき、まずは保険必要性」を考えてから相談に行くべきです。

「保険の必要性」とは?

そもそも保険は全員に必要なものではありません。

  • 本当に必要なもの
  • 必要ないけど、保険に入ることで安心できる
  • 入らなくても大丈夫なもの

どこに当てはまるか?考えることが重要です。

例えば、「保険が本当に必要」もしくは「保険は不要」どれなのか?保険屋さんに行って教えてくれればいいんですけどね、保険屋さんに行っても

保険屋さん

保険屋さん

保険に入っておいた方がいいですよ!(キリッ)

ほらね、こう言われるに決まっているじゃないですか?

sonic

sonic

そりゃ保険屋さんも仕事なんだし、別に保険屋さんが悪いワケではありません。

そのため、まずは保険屋さんに行く前に

  • 本当に保険が「必要」だから、保険に入ろう
  • 不要だけど「入っておきたいだけ」なのか?

という基本方針を固めてから、保険屋さんに相談しに行くのが理想です。

関連 「保険の見直し相談」詳しくはこちら

もし保険が不要な場合でも、安心材料になるなら入ってもOK

ちなみに「うちには保険は不要だ」という結論になったとしても、

保険なしは正直怖い……(+o+)

そんな場合は、保険に入ってもいいと思います!

sonic

sonic

それが「安心」を「お金」で買うってことですからね。

ただし、大事にしてほしいのが「保険料と家計のバランス」

不安だからといってついつい保険に入りすぎて、貯蓄が全然貯まっていない方。

それでは、本末転倒です(; ・`д・´)

というのも、入っている保険がいざという時には使えない状況って意外とあるんですよね。

sonic

sonic

例えば、入院はほんの数日だけであとはほぼ通院で治療するパターンね。せっかく医療保険に入っていても…ってなります。

一番の保険は「現金」です。現金で払えないことに関しては「保険」でカバーする必要がありますが、保険に入った上で現金も貯めていく。

これが、保険貧乏にならない考え方であると思っています。

まとめ:保険は本当に必要なのか?冷静に考えてみよう

保険を見直したいと思った時に、すぐに保険屋さんに行ってはダメ。まずは「本当に保険が必要なのか?」を考えてみてください。

ちなみに私sonicも、保険の見直し相談を受け付けています。ちなみに私は保険などを売る立場ではないので、完全に中立な立場からアドバイスさせていただくことが可能です。

気になった方は、ぜひ一度ご相談くださいね。

sonic

sonic

ファイナンシャルプランナー

難しいお金の話をわかりやすいく伝えたい!をモットーに活動中。

保険や住宅ローン、教育費などの家計見直し相談やライフプラン作成を承っております。

保有資格:
2級ファイナンシャル・プランニング技能士
住宅ローンアドバイザー

→相談メニューはこちら
→お問い合わせはこちら

カテゴリー: